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格安SIMのデメリットとは?10の注意点と回避法・乗り換え手順を解説

田中 さやか / 更新:2026-06-24
格安SIMのデメリットとは?10の注意点と回避法・乗り換え手順を解説
「格安SIMにすると速度が遅い、サポートがない」と聞いて、乗り換えに踏み切れずにいませんか。結論から言うと、格安SIMのデメリットは混雑時の速度低下やキャリアメールが使えないことなど、ほとんどが事前の対策で回避できます。

私自身、大手キャリアから格安SIMに乗り換えて家計が軽くなった一人です。その経験と総務省の公式情報をもとに、本当に注意すべき点だけを正直にお伝えします。

この記事で分かるのは、デメリット10個の中身と回避法、致命的に困る人・困らない人の見分け方、そして失敗しない乗り換え手順です。

格安SIMのデメリットとは?まず知っておきたい結論

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格安SIMの一番のデメリットは「混雑する時間帯に通信速度が落ちやすい」点です。これは事業者の努力不足ではなく、仕組み上どうしても起きやすい性質のものです。

逆に言えば、なぜ起きるかを理解すれば対処できます。まず言葉の意味から整理します。

そもそも格安SIMとは何か(やさしい解説)

格安SIMは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手の回線を借りてサービスを提供する事業者のことです。専門用語ではMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼びます。

自前で基地局を持たず回線を借りているぶん、設備コストが少なく、料金を安くできるという仕組みです。

デメリットが生まれる理由(大手キャリアとの仕組みの違い)

借りている回線の「幅」には限りがあります。利用者が一斉にスマホを使う時間帯は、その幅を取り合う形になり、速度が落ちやすくなります。

総務省も、MVNOについて「利用者が集中する時間帯に通信速度が低下することがある」と案内しています。

格安SIMの主なデメリット10選

デメリットを10個に整理しました。ただし正直に言うと、すべてが全員に当てはまるわけではありません。下の表で全体像をつかんでください。

格安SIMの主なデメリット10選
格安SIMのデメリット一覧と影響度
影響度は田中の利用経験にもとづく目安です。
デメリット内容回避のしやすさ
速度低下昼や夕方の混雑時に遅くなりやすいWi-Fi活用で対策可
店舗が少ない対面サポートを受けにくいオンライン中心なら問題なし
キャリアメール従来のメールがそのまま使えないフリーメールで代替可
LINE機能の一部制限ID検索ができない場合がある年齢確認の手段で対応
初期設定が必要APN設定を自分で行うことがある手順どおりで5分程度
大容量プランが少ない使い放題の選択肢が限られる事業者選びでカバー
通話料が割高かけ放題が別料金のことがある通話オプションで対策
支払い方法の制限クレカ払いのみの場合がある口座振替対応社を選ぶ
端末の動作確認全端末が使えるわけではない公式の対応端末一覧で確認
災害用伝言板キャリアの一部サービスが使えない別の安否確認手段を用意

混雑する時間帯に通信速度が落ちやすい

これが最大の弱点です。平日の昼12時台と、夕方から夜の帰宅ラッシュ。この時間帯に動画や地図を開くと、もたつくことがあります。

私が使っていて一番気になったのも昼休みでした。ニュースの画像が出てこない、という程度ですが、人によってはストレスに感じます。

店舗が少なく対面サポートを受けにくい

格安SIMはオンライン申し込みが中心です。総務省も「店頭でのサポートが受けにくい」点を注意点として挙げています。

対面で相談したい人には向きません。逆に、ネットで手続きを完結できる人なら、店舗がなくて困る場面はほぼないというのが私の実感です。

キャリアメールや一部のLINE機能が使えない

@docomo.ne.jpなどのキャリアメールは、乗り換えるとそのままでは使えません。総務省によれば、継続利用には各社の持ち運びサービスの手続きが必要になります。

LINEは普通に使えますが、ID検索だけは年齢確認の仕組みの都合で使えない事業者があります。QRコードや電話番号で友だち追加すれば回避できます。

初期設定や端末選び・支払い方法に制限がある

SIMを差し替えてAPN設定という初期設定を自分で行う必要がある場合があります。総務省もこの点を案内しています。

支払いがクレジットカードのみという事業者もあります。口座振替を使いたいなら、対応している会社を選ぶ必要があります。

デメリットを解消・回避する具体的な方法

ここが本題です。先ほどの10個は、ほとんどが工夫で消せます。私が実際にやって効果があった方法を中心に紹介します。

デメリットを解消・回避する具体的な方法

速度低下を避ける時間帯の工夫とWi-Fiの活用

対策はシンプルで、混む時間に重い通信をしないこと。動画のダウンロードやアプリ更新は、自宅のWi-Fiにつないだ夜のうちに済ませます。

自宅と職場にWi-Fiがある人なら、外で携帯回線を使うのは移動中くらい。速度低下の影響は驚くほど小さくなります。

初期設定(APN設定)の手順をやさしく解説

APN設定とは、スマホに「どの回線を使うか」を教える作業です。届いたSIMを入れて、案内どおりに進めれば終わります。

APN設定の基本ステップ
手順やること
1届いたSIMをスマホに差し替える
2設定アプリのモバイル通信を開く
3事業者の案内するAPN情報を入力または選択
4再起動して通信できるか確認

最近はAPNが自動で入る端末も増えています。実際にやってみると5分ほど。身構えるほどではありませんでした。

eSIM・デュアルSIM運用で弱点を補う方法

eSIMは、カードを差し替えずスマホ内に直接書き込むタイプのSIMです。対応端末なら、申し込み後すぐに使えます。

私のおすすめは、メイン回線とサブ回線の2枚持ち。混雑で片方が遅いとき、もう片方に切り替えれば速度の弱点を実質的に消せます。

データ繰り越しやテザリングなど機能面の確認ポイント

余ったデータを翌月に持ち越せる「繰り越し」や、スマホを親機にする「テザリング」は、事業者ごとに対応が分かれます。

申し込み前に公式サイトでこの2点を確認しておくと、後で「使えなかった」と慌てずに済みます。

デメリットが致命的になる人・ならない人の判断基準

格安SIMの一番のデメリットがこれ
格安SIMの一番のデメリットがこれ

格安SIMが合うかどうかは、使い方で決まります。同じデメリットでも、痛くも痒くもない人と、毎日ストレスを感じる人に分かれます。

格安SIMが向いている利用シーン・利用者層

自宅や職場にWi-Fiがある人。月のデータ量が少なめの人。手続きをネットで完結できる人。この3つに当てはまるなら、デメリットはほぼ気になりません。

私はまさにこのタイプで、乗り換えて困ったことは正直ほとんどありませんでした。

やめておいた方がよい人の特徴

逆に、外で大量に動画を見る人や、対面サポートがないと不安な人にはおすすめしません。

昼休みに必ず外でオンライン会議をする、といった使い方なら、速度低下が直撃します。ここは無理に勧めません。

迷ったときの簡単チェックリスト

向き不向きチェックリスト
3つ以上当てはまれば格安SIM向きです。
質問当てはまる?
自宅か職場にWi-Fiがある→ 向いている
月のデータは10GB以内で足りる→ 向いている
手続きはスマホやPCでできる→ 向いている
対面でないと不安だ→ 慎重に
外で長時間動画を見る→ 慎重に

乗り換え(MNP)の手順と失敗しない注意点

乗り換えで一番怖いのは「電話番号を引き継げるか」だと思います。MNPという仕組みを使えば、番号はそのまま移せます。手順を順に見ていきます。

乗り換え(MNP)の手順と失敗しない注意点

乗り換え前に確認すること(SIMロック・対応端末・違約金)

今のスマホを使い続けるなら、SIMロックの有無と、乗り換え先で動作確認が取れているかを確認します。総務省も、全端末が全回線で使えるわけではないと案内しています。

契約の縛りや違約金が残っていないかも、乗り換え前に今のキャリアでチェックしておくと安心です。

申し込みから開通までの流れ

MNP乗り換えの流れ
手順内容
1今のキャリアでMNP予約番号を取得する
2乗り換え先で番号を入力して申し込む
3SIMまたはeSIMを受け取る
4回線切り替えとAPN設定を行う
5通信・通話ができるか確認して完了

最近はMNPワンストップに対応し、予約番号なしで乗り換えられる組み合わせも増えました。対応していれば手順1を省けます。

よくある失敗例とその防ぎ方

よくあるのが、MNP予約番号の期限切れです。番号には有効期限があるので、取得したらすぐ申し込むのが鉄則です。

もう一つは、開通前に古いSIMを捨ててしまう失敗。切り替えが終わるまで手元に残しておきましょう。

格安SIMのメリットと大手キャリアとの料金比較

デメリットを並べてきましたが、それでも私が乗り換えを勧めるのは、毎月の料金が下がるからです。家計への効果は大きいです。

格安SIMのメリットと大手キャリアとの料金比較

毎月の料金を大きく節約できる仕組み

格安SIMが安いのは、回線を借りて設備コストを抑えているから。とくに少ないデータ容量のプランが充実していて、使う量に合わせて無駄なく選べます。

料金プランがシンプルで分かりやすいのも、地味ですが大きな利点だと感じます。

乗り換えキャンペーンや独自オプションの魅力

乗り換えのタイミングでは、各社が独自のキャンペーンを用意していることが多いです。データ増量や月額割引など、内容は時期で変わります。

申し込む前に、今やっているキャンペーンを公式で確認するだけで、得をすることがあります。

大手キャリアと格安SIMの料金シミュレーション

具体的な金額は事業者・容量・キャンペーンで大きく変わるため、ここで断定はしません。総務省も、個別の月額は各社の料金表で確認すべきとしています。

私が実践したのは、現在の月額を紙に書き出し、候補社の料金表と1対1で見比べる方法です。これが一番確実でした。

後悔しない格安SIMの選び方(事業者比較の視点)

格安SIMの落とし穴!デメリットを徹底解説
格安SIMの落とし穴!デメリットを徹底解説

格安SIMはたくさんあって迷いますが、見る軸は3つに絞れます。支払い方法、通信品質、料金プラン。この順で確認すれば失敗しにくいです。

支払い方法・サポート体制で選ぶ

クレジットカードを持っていない人は、口座振替に対応しているかが最初の関門です。総務省も、支払い方法に制限がある事業者があると注意を促しています。

電話サポートの有無も、不安な人は事前に見ておくと安心です。

通信品質と料金プランで選ぶ

借りている回線がドコモ系かau系かソフトバンク系かで、つながりやすさの傾向が変わります。自分の生活圏でつながる回線系を選ぶのがコツです。

そのうえで、自分の月のデータ量に合うプランがあるかを見ます。

中立的な比較で自分に合う1社を見つける

事業者選びでチェックする項目
具体的な料金は各社公式の最新料金表で確認してください。
チェック項目見るポイント
支払い方法口座振替に対応しているか
回線系統生活圏でつながる回線か
データ容量自分の使用量に合うか
通話オプションかけ放題の有無と料金
繰り越し・テザリング必要な機能に対応しているか

全部を満たす完璧な1社はありません。自分が外せない条件を2つ決めて、それで絞るのが現実的です。

格安SIMのデメリットに関するよくある質問

最後に、読者からよく寄せられる疑問にまとめて答えます。総務省の案内と、私の乗り換え経験をもとにしています。

格安SIMのデメリットに関するよくある質問

よくある質問

格安SIMのデメリットとは結局なに?
一番は混雑時間帯の速度低下です。総務省も、利用者が集中する時間帯に速度が落ちることがあると案内しています。ほかにキャリアメールが使えない、店舗サポートが少ない、初期設定を自分で行う、といった点がありますが、いずれもWi-Fi活用やフリーメールなどで回避できます。
乗り換えや利用にかかる費用は?
具体的な金額は事業者・容量・キャンペーンで変わるため、ここでは断定しません。総務省も個別の月額は各社の料金表で確認すべきとしています。実際に今の月額を書き出し、候補社の最新料金表と見比べるのが確実です。
格安SIMの始め方は?
今のキャリアでMNP予約番号を取り、乗り換え先で申し込み、届いたSIMやeSIMでAPN設定をすれば開通します。番号の有効期限が切れないよう、取得したらすぐ申し込むのがコツです。古いSIMは切り替え完了まで残しておきましょう。

迷っているなら、まず今の月額料金を紙に書き出すところから始めてみてください。数字が見えると、判断が一気に楽になります。

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田中 さやか

家計・節約分野のフリーライター(取材・実機検証歴あり) ・ ファイナンシャルプランナー3級保有

家計改善をテーマにフリーライターとして活動し、自身も格安SIMへの乗り換えを経験した立場から、実際に各社の料金プランを比較・検証して記事を書いています。読者が迷わず行動できるよう、手続きの手順や落とし穴まで具体的に伝えることを大切にしています。

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家計改善をテーマにフリーライターとして活動し、自身も格安SIMへの乗り換えを経験した立場から、実際に各社の料金プランを比較・検証して記事を書いています。読者が迷わず行動できるよう、

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